FX専用VPSがおすすめと聞くがどうしてか。何かメリットがあるのだろうかと気になりますよね。
FXで取引を行うにはMT4(Meta Trader 4)が定番となっています。
そして現在ではパソコン上での利用よりもVPS上での取引も定番となってきています。
今回はMT4をFX専用VPSを使うメリットについてご説明します。
FXで定番となっているMT4とは
FXで取引を行っていくためには取引をするためのアプリが必要です。
その人気アプリのひとつがMeta Trader 4(MT4)です。
MT4が人気である理由は2つ。
- 自動売買機能
- Expert Advisory(EA)機能
厳密にはEAはMT4に最初からある機能ではなくアドオンという形になります。アドオンはあとから機能を追加することができ、沢山のEAが世に出回っています。
EAは無料で配布されていたり有料で配布されていたりします。EAは、世界中の投資会社やプロのトレーダーがプログラミングしている点が魅力。
このEAとMT4の自動売買機能を組み合わせることでチャートの画面に張り付くことが基本不要になり、一度設定しておけば後はEAのアルゴリズムに従い自動的に取引を行ってくれます。
MT4を使うことで、投資会社やプロトレーダーと同等の取引を自動で行ってくれるスグレモノ。
FX専用VPSを使うメリットと使わないときのデメリット
FX専用VPSを使うメリットですが、まずはFX専用VPSを使わずにパソコン上でMT4を使うことによるデメリットをご紹介します。
FX専用VPSを使わないことによるデメリット5つ
FX専用VPSを使わないことによるデメリットはおもに5つ。
- パソコンを24時間つけっぱなしにしておく必要がある
- パソコンが壊れると取引不可(危険)
- 自宅のネットが重くなると取引に不利
- 停電になるとネット・パソコンが使えなくなる危険性
- 電気代がかかる
MT4においてEAは24時間動かしておく必要があるので、必然的にパソコンの電源は24時間ずっと入れたままになります。
そのため、電気代がけっこうかかります。
一応電気代を計算できる式があります。下記は1時間あたりにかかる電気代の式です。
消費電力(ワット)÷1,000×27
例えば消費電力100Wのパソコンを1時間動かしていた場合は
100÷1,000×27=2.7
1時間あたり2.7円の電気代がかかる計算になります。10時間だと27円ですね。24時間だと64.8円です。
1カ月(30日)では1,944円となります。結構な額です。
MT4など計算を主に行うアプリを使用すると消費電力は上昇するので、最低でも1,944円以上はすると思っていただいて問題ありません。
しかもパソコンは24時間フル稼働するような設計にはなっていないので、コストもかかるし、故障のリスクもありでデメリットがかなり大きくのしかかります。
しかも外出中はパソコンがうまく動いているか、取引が気になるなどで外出を楽しんでいる余裕すらなくなります…。
FX専用VPSを使うメリットはデカい
デメリットはFX取引を行う上でどれも致命的なものばかりでした。
そこで最近では安全な取引を行うため、FX専用VPSを使うことが主流になってきています。
FX専用VPSを使うメリットは下記のとおり
- 高性能パソコンを用意する必要がない
- スマホからでも簡単にMT4が使える
- MT4の複数起動が可能
- Mac BookからでもMT4が使える
- ネットさえつながればいつでもどこでもMT4が使える
- パソコンが壊れてあわてる心配がない
- 電気代を安くできる
FX専用VPSを使うことで7つのメリットが受けられます。
パソコンが壊れる心配もなくなりますし、停電の心配も不要。外出時でも気になったときはスマホを使ってMT4が扱るので外出を楽しむこともできます。
ただFX専用VPSは有料なのでお金はかかりますが、「もともとの電気代」がそのまま「利用料金になる」イメージなので損することはありません。
先ほど計算したパソコンの電気代を例に‥。電気代1,944円だった場合、月々2,000円ほどのFX専用VPSを契約すれば損はしませんよね。
MT4は複数動かすことができますが、パソコンの動作性能が高くないと動作も鈍くなりがちです。しかも電気代はうなぎのぼり。
FX専用VPSはサーバーという機器でパソコンよりもはるかに動作性能が高いです。しかも月額料金は据え置き。MT4を複数使っても遅くなるなんてことはありません。
VPSは遠隔操作を行うので、遠隔操作を行うことができるアプリがあればFX専用VPSをどこからでも操作することが可能です。
遠隔操作を行うアプリはリモートデスクトップアプリで操作できます。下記の端末で使えます。
- Android
- iPhone/iPad
- Windowsパソコン
- Mac
- Chromebook
FX専用VPSをリモートデスクトップで接続する方法については下記の記事が参考になります。
Android/iPhone/Windows/MacでFX専用VPSを動かす場合
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MT4が動いているVPSはスマホやパソコンで操作可能【便利】
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MT4をChromebook(クロムブック)とVPSでもっと簡単に使う方法【超安全】
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VPSって一体どこにあるの?
IT初心者の場合、VPSが一体どこにあるのか全然わからない…と思います。
VPSはインターネット上にあるデーターセンターと言う場所にあります。イメージ画像をお見せします。
パソコンは遠隔操作を行うアプリを使ってデータセンターにあるあなた専用に作られた仮想パソコンに接続します。
パソコン上でパソコンを動かすってなんだかカッコいいですよね。
格安で使えるFX専用VPS4社【おススメプランもご案内】
FX専用VPSはどこがおすすめなのか。格安VPSと言われているVPS企業を注意点を含め比較します。どれもスマホやパソコンなどからVPSへ接続できるので安心。
まずは各VPSの料金プランをまとめます。料金プランはおすすめのプランをご案内しています。
FX専用VPSで運用するために一番重要な部分であるプラン。
間違ったプランを選ぶとお金を捨てるのと同じなので、プラン選びで不安であれば、FXをVPSで動かすためのスペックはどれぐらい必要か【MT4の必須メモリ】にて、損をしないプラン選びを学んでみてください。
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FXをVPSで動かすために目安はどれぐらい必要?【MT4必須メモリ】
続きを見る
そしてVPSを扱うためにはあなたが持っているスマホやパソコンから遠隔操作をする必要があり「リモートデスクトップライセンス」というライセンスが必要になります。
これはライセンス料だけ支払えば使えるものですので、スマホやパソコンに何かをするという作業は不要。お金だけ発生します。
リモートデスクトップライセンスは、VPSに遠隔操作するときに必要なライセンスでプランとは別料金になっています。お名前.comデスクトップクラウドではリモートデスクトップライセンス料金は無料です。Winserverは1ユーザー分が含まれています。Xserver VPSとミライサーバーはLinuxなのでそもそもライセンス料金はありません。
サービス名(おすすめ順) | おすすめプラン | 月額料金 | リモートデスクトップライセンス料金 |
お名前.comデスクトップクラウド | スタートアップ | 990円~ | 0円 |
Xserver VPS Linux | 2GBもしくは4GB | 830円~ | 0円 |
Xserver VPS Windows | 2GBもしくは4GB | 1,980円~ | 990円 |
Winserver(ウィンサーバー) | WS21-2G | 2,090円 | 0円(1ユーザー分込み) |
さくらのVPS for Windows Server | W2G | 2,200円 | 770円 |
ABLENET | Win2 | 1,815円 | 1,100円 |
ミライサーバー(Linux) | VPS 2G | 1,100円 | 0円 |
VPSについてもう少し詳しくご案内します。
VPSを選ぶ上での注意点
まずFX専用VPSはどこが格安なのかをお伝えする前に重要なことをお伝えしておきます。
VPSでは各社で提供方法・OSが違います。
- Linuxを提供しているVPS
- Windowsを提供しているVPS
Windows版はライセンスの関係でどうしてもユーザーへの負担(料金)が大きくなります。一方、Linuxはライセンスの関係がほぼないのでユーザーへの負担が小さくなります。
またOSの安定度も違いがあります。WindowsとLinuxでどちらが安定していると思いますか?
正解はLinuxです。
WindowsはWindows自体が動く仕組みが複雑でサーバーで動いているとは言えOSの動作を安定させるためにはメモリを消費します。動かせば動かすほどWindowsは負荷がかかりやすいのです。
Linuxは仕組みが簡単かつサーバー上で動くことを目的としているためOS自体の動作はとても軽くメモリ消費も少なく安定しています。
そのため、MT4を本気で運用、本気で安定させたいならLinuxを選ぶべきです。
ただしLinux版VPSはWindowsと違い直感的な操作ができません。とは言え、MT4をセットアップしてしまえば後はWindowsと同様直感的な操作ができます。
Windows版VPSは直感的な操作ができるためOS自体の負荷が大きいですが、終始直感的な操作ができます。
そこで下記の選び方をオススメします。この選びかたなら間違いなし。直感で選んでもOK。
- とにかくMT4を安定させたい!
- とにかく簡単にMT4を動かしたい!
とにかくMT4を安定させたい!ならLinux版VPSを選びましょう!本記事ではXserver VPSを推奨しています。Xserver VPSの項目にて手順と理由もあります。
とにかく簡単にMT4を動かしたい!ならWindows版VPSを選びましょう!本記事ではお名前.comデスクトップクラウド、Xserver VPS Windowsを推奨しています。
補足
お名前.comデスクトップクラウドは、VPS申し込み完了後デスクトップ上に各FX証券会社に対応したMT4のインストーラーが用意されていますので、あなたが利用(もしくはこれから利用)しているFX対応のMT4をインストールするだけです。サーバーを動かすための専門的な知識が不要なのも嬉しいですね。
ここからは、オススメ2社を含めた人気のVPSをご紹介していきます。
おすすめ度:お名前.comデスクトップクラウド【FX専用Windows版VPS】
お名前.comデスクトップクラウド(FX専用VPS)
注目ポイント
初期費用無料
1.5GBプランが990円~
RDPライセンス無料
Windowsベースで扱いやすさ抜群
サーバー性能
使いやすさ
料金
総合評価
プラン | メモリ | CPU | SSD(ディスク容量) | MT4推奨個数 | 月額料金 |
短期お試しプラン | 1.5GB | 2コア | 60GB | 1個 | 初回利用時:990円 更新時:2,310円 |
スタートアッププラン | 2.5GB | 3コア | 120GB | 2個 | 初回利用時:1,430円 更新時:2,915円 |
スタンダードプラン | 4GB | 4コア | 150GB | 4個 | 初回利用時:2,750円 更新時:4,895円 |
プレミアムプラン | 8GB | 8コア | 200GB | 8個 | 初回利用時:4,180円 更新時:7,205円 |
おすすめプランは「スタートアッププラン」です。
スタートアッププランのMT4推奨個数は2個となっていますが、MT4のメモリ利用の調査をしたところMT4を安定的に動かすならスタートアッププランではひとつのMT4を動かすのが適切です。
2つ以上動かしたいなら万一のことを考えスタンダードプランを契約せずスタートアッププランをMT4の数だけ契約してそれぞれのVPSで動かしたほうが安全です。
1つのVPSで複数動かすこと自体問題はないのですが、万が一のことを考えると1つのVPSに1つのMT4が安全。このパターンで契約される人が最も多いです。
お名前.comデスクトップクラウドは初回利用時は990円/月から使うことができますが1カ月契約をした場合の価格となります。更新時は2,310円となります。
ちなみに3カ月間という最低利用期間が設けられています。1ヶ月だけ使うという使い方はできませんのでご注意ください。
お名前.comデスクトップクラウドはFX専用と明記されており、申し込みが完了するとWindows Serverがセットアップ済みです。初心者にもやさしい設計になっている点がとても嬉しいVPSです。
データ転送速度は10Gbpsであり、転送量は無制限です。お名前.comデスクトップクラウドはまさにFX専用VPS!
各FXに対応したMT4を複数用意されているので、もし開設済みのFX証券会社がリストアップされていればすぐに運用ができます。
もちろんリストになくても証券会社からMT4をダウンロードしてインストールすれば問題ないので、ご安心ください。リストにあるかないかの違いだけです。
あなたもできれば安くて簡単にVPSが使えるサービスが良いですよね。お名前.comデスクトップクラウドは僕も利用していて申し込み方法からMT4のインストール方法、リモートデスクトップの設定方法などがとても分かりやすいVPSです。
記事を読んだだけではイメージは掴みづらいかもしれませんが、実際に使ってみると想像していた以上に簡単操作に驚きます。申し込みの際はお名前.comのFX専用VPSでMT4を設定する方法も併せてご参考にしてみてください。
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お名前.comのFX専用VPSでMT4/MT5を設定する【完全ガイド】
続きを見る
おすすめ度:Xserver VPS【高性能・コスパ最強のLinux版VPS】
Xserver VPS(エックスサーバー VPS)
注目ポイント
初期費用無料
2GBプランが830円~
Linux OSで大幅コストダウン
root権限付きで使いやすさ抜群
サーバー性能
使いやすさ
料金
総合評価
Xserver VPSは19年の歴史をもつエックスサーバーが運営するVPSサーバーです。19年の実績があるので、まず選んで失敗はしません。
おすすめプランは「2GBプラン」です。
MT4のメモリ利用の調査をしたところMT4を安定的に動かすなら2GBメモリでひとつのMT4を動かすのが適切です。
とは言えSSD(ディスク容量)が50GBと少し少ないので、不安に感じるなら4GBプランもおすすめです。
Xserver VPSの4GBプランは他社の2GBプラン相当の月額料金なので損はありません。
2つ以上動かしたいなら万一のことを考え4GBを契約せず2GBをMT4の数だけ契約してそれぞれのVPSで動かしたほうが安全です。
1つのVPSで複数動かすこと自体問題はないのですが、万が一のことを考えると1つのVPSに1つのMT4が安全。このパターンで契約される人が最も多いです。
初回契約時の料金
プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
1ヵ月契約 | 1,150円 | 2,200円 | 4,400円 | 9,750円 | 22,100円 | 44,200円 |
12ヵ月契約 | 900円 | 1,800円 | 3,600円 | 7,800円 | 19,500円 | 39,000円 |
24ヵ月契約 | 870円 | 1,750円 | 3,400円 | 7,500円 | 19,000円 | 38,500円 |
36ヵ月契約 | 830円 | 1,700円 | 3,201円 | 7,200円 | 18,500円 | 38,000円 |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
SSD |
50GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
契約更新時の料金
プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
1ヵ月契約 | 1,150円 | 2,200円 | 4,400円 | 9,750円 | 22,100円 | 44,200円 |
12ヵ月契約 | 900円 | 1,800円 | 3,600円 | 7,800円 | 19,500円 | 39,000円 |
24ヵ月契約 | 870円 | 1,750円 | 3,400円 | 7,500円 | 19,000円 | 38,500円 |
36ヵ月契約 | 830円 | 1,700円 | 3,201円 | 7,200円 | 18,500円 | 38,000円 |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
SSD |
50GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
Linux用のVPSなので、料金はWindowsサーバーと比べて安いです。
Linuxは上級者向けと避けられがちですが、MT4の運用を本気で考えているならLinuxが最強だったりします。
MT4はWindows専用と言われることがありますが、それは間違いでLinuxでも問題なく動きます。むしろLinuxの方がパフォーマンスはWindowsよりも優れています。
Linux用VPSでMT4の運用を考えているならXserver VPSが良いでしょう。ワンクリックでサーバーが立てられます。僕もXserver VPSでMT4動かしています。
現状Xserver VPSは最強レベルのVPSです。最速級と呼ばれているVPSと併せて処理性能を実際に計測しましたので、そちらもご覧ください。
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Xserver VPSを他社と比較【他社VPSよりも何がスゴイ?】
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Linuxを使ったMT4の始め方についてはこちらをご覧ください。全手順を説明しているので初心者でも迷うことなくMT4をLinuxで始めることができます。
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【Xserver VPS】Linuxを設定しMT4/MT5をインストールする【Ubuntu版・Windows/Mac対応】
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おすすめ度:Xserver VPS【なじみ深いWindowsが使えるVPS】
Xserver VPS(エックスサーバー VPS)
注目ポイント
初期費用無料
2GBプランが1,980円~
慣れ親しんだWindowsで使いやすい
Linuxでは使えないMT4のMQL5と通知機能が使える
Administrator権限付きで使いやすさ抜群
サーバー性能
使いやすさ
料金
総合評価
Xserver VPSは19年の歴史をもつエックスサーバーが運営するVPSサーバーです。19年の実績があるので、まず選んで失敗はしません。
おすすめプランは「2GBプラン」です。
MT4のメモリ利用の調査をしたところMT4を安定的に動かすなら2GBメモリでひとつのMT4を動かすのが適切です。
MT4を2つ以上動かしたいなら万一のことを考え4GB以上が安心。2GBプランを2つ契約してMT4を1つずつ契約することでVPSが固まったときのリスク分散も。
2GBプラン1つMT4を動かしているパターンが多いです。
初回契約時の料金(4/18まで割引キャンペーン中)
プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
1ヵ月契約 | 2,200円 | 4,400円 | 8,800円 | 17,600円 | 35,200円 | 70,400円 |
12ヵ月契約(表示から10%OFF) | 2,090円 | 4,180円 | 8,360円 | 16,720円 | 33,440円 | 66,880円 |
24ヵ月契約(表示から20%OFF) | 2,035円 | 4,070円 | 8,140円 | 16,280円 | 32,560円 | 65,120円 |
36ヵ月契約(表示から30%OFF) | 1,980円 | 3,960円 | 7,920円 | 15,840円 | 31,680円 | 63,360円 |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
SSD |
100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
契約更新時の料金
プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
1ヵ月契約 | 2,200円 | 4,400円 | 8,800円 | 17,600円 | 35,200円 | 70,400円 |
12ヵ月契約) | 2,090円 | 4,180円 | 8,360円 | 16,720円 | 33,440円 | 66,880円 |
24ヵ月契約 | 2,035円 | 4,070円 | 8,140円 | 16,280円 | 32,560円 | 65,120円 |
36ヵ月契約 | 1,980円 | 3,960円 | 7,920円 | 15,840円 | 31,680円 | 63,360円 |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
SSD |
100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
Windows用はライセンスの事情などがあり料金はLinuxよりも高めとなっています。
Linuxは一般的なイメージとして上級者向けと避けられがちですが、Windowsは操作も簡単で初心者も安心してMT4の運用が可能。
LinuxでもMT4の運用はできますが、「MQL5へのログインに不具合」があったり「通知機能に不具合」があったりします。
これらの機能を使わないならLinuxはおすすめですが、使う場合Windows一択となります。
現状Xserver VPS Windowsは最強レベルのVPSです。Linuxの計測機能を使ってVPSの処理性能を計測しましたので、そちらもご覧ください。
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Xserver VPSを他社と比較【他社VPSよりも何がスゴイ?】
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Windowsを使ったMT4の始め方についてはこちらをご覧ください。全手順を説明しているので初心者でも迷うことなくMT4をLinuxで始めることができます。
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【Xserver VPS】Windowsを使ってFX向けMT4/MT5をインストールする手順
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おすすめ度:Winserver(ウィンサーバー):仮想デスクトップ
Winserver VPS(ウィンサーバー VPS)
注目ポイント
初期費用無料
1GBプランが1,540円~
2週間無料お試しアリ
Windowsのプロが運営・サポートが充実

サーバー性能
使いやすさ
料金
総合評価
Winserverは4つのサーバープランが用意されています。
- Windows VPS
- 仮想デスクトップ
- 共用サーバー
- 専用サーバー
いくつもジャンルがあり迷ってしまうかもしれませんが、FX専用として動かすなら「仮想デスクトップ」を選択すればOKです。
料金プランはきめ細かく5種類あります。料金プランが多くて迷ってしまうかもしれませんが、MT4を動かすなら、「WS21-2G」プラン以上を選べば安心です。
なお、「WS21-2G」プランはコア数やSSD容量はお名前ドットコムデスクトップクラウドの同等プラン(2.5GBプラン)と比較すると性能面では上回りますが、月額料金は600円ほど高くなります。
ウィンサーバーの評判や使ってみた感想はこちらをご覧ください。
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Winserver VPS(ウィンサーバー)の評判【仮想デスクトップの使い方もレビュー】
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Winserverを使ったFX専用MT4のインストールについて詳しく説明しています。
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Winserver VPSでFX専用MT4を設定する【完全ガイド】
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おすすめ度:さくらのVPS for Windows Server
さくらのVPS for Windows Serverは1,100円から使うことができます。FX専用とは書かれていませんがMT4を動かすことに問題はありません。ただし、プランはW2Gプラン以上は欲しいです。
また遠隔操作を行うためには別途リモートデスクトップ(RDS SAL)ライセンスが必要になります。
事実上リモートデスクトップ(RDS SAL)ライセンスは必須なので、VPSのプラン+770円が実際にかかる料金となります。
おすすめプランであるW2Gプランを選んだ場合、2,200円+770円=2,970円
おすすめ度:ABLENET VPS
ABLENETは月額1,265円から使うことができます。FX専用のVPSではないので回線速度に若干の不安がありますが、MT4を動かすこと自体に問題はありません。
なお、遠隔操作をするためには別途リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンスが必要になります。リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンスの月額料金は1,100円となり他社よりも割高です。
おすすめプランであるWi2プランを選んだ場合、1,815円+1,100円=2,915円
おすすめ度:【月額495円~】ミライサーバー
ミライサーバーは現在キャンペーンを実施中で、12ヵ月契約であれば495円で使うことができます。
MT4を動かすとなればおすすめは「VPS 2G」プラン以上がおすすめなので、1,100円と1,000円は超えてしまいますがそれでも超格安です。
FX専用VPSを使うメリットって何?:まとめ
FX専用VPSを使うメリットについてまとめました。
メリットとデメリットについてもう一度まとめます。
FX専用VPSを使わないことによるデメリット
- パソコンを24時間つけっぱなしにしておく必要がある
- パソコンが壊れると取引不可(危険)
- 自宅のネットが重くなると取引に不利
- 停電になるとネット・パソコンが使えなくなる危険性
- 電気代がかかる
FX専用VPSを使うメリット7つ
- 高性能パソコンを用意する必要がない
- スマホからでも簡単にMT4が使える
- MT4の複数起動が可能
- Mac BookからでもMT4が使える
- ネットさえつながればいつでもどこでもMT4が使える
- パソコンが壊れてあわてる心配がない
- 電気代を安くできる
デメリットはFXの運用収益に打撃を与えかねない怖いものばかりです。
FX専用VPSは月額料金は発生しますが、パソコンの電気代が月額料金に代わったと思えば損はありません。
いつでもどこでもMT4が使える点は精神衛生上にもメリットでしかありません。また、パソコンが壊れる心配も無用。
遠隔操作中に通信が途切れてしまってもVPS上で動いているMT4にも影響はありません。なぜなら遠隔操作でVPS上のMT4を触っているだけだから。
これほどメリットが多いFX専用VPS。使わない手はありません。
FX専用VPSとしての定番サービスはお名前.comデスクトップクラウドです。
申し込み方法から遠隔操作の方法までをまとめた「完全ガイド」もあります。
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お名前.comのFX専用VPSでMT4/MT5を設定する【完全ガイド】
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最後までお読みいただきありがとうございました。