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【Xserver VPS】Misskeyのインスタンスの立て方【初心者必見】

【Xserver VPS】Misskeyのインスタンスの立て方【初心者必見】

 

この記事はXserver VPSを使ってMisskeyのインスタンス(サーバー)の立て方について徹底解説しています。初心者にもわかりやすいよう、手順を細かくしていますのでご参考ください。

すでにMisskeyのインスタンスは立てたんだけど、プロフィール登録などアイコン画像が表示(設定)されなくてお困りの場合、解決策もありますのでご参考にどうぞ!

 

Misskeyとは「オープンソースの分散型マイクロブログプラットフォームプロジェクト」です。ざっくり言うと「ツイッターのようなツール」です。

 

ENGI WORKS調べでは最低でも28万人のMisskey利用者がいます。やり取りも活発で熱いSNSツールだなと感じてます。

 

Misskey(ミスキー)は、ツイッターのように中央集権型ではなく、分散型である点がメリット。

 

コミュニティが多数のサーバーに分散して存在し、各サーバーが通信し合うことでコンテンツ共有ネットワークを形成していることが特徴のサービスです。

 

自分に合ったテーマのサーバー(インスタンス)を選択できることもMisskeyならでは!

 

Misskeyは自分でサーバー(インスタンス)を立てることも可能です。自分に合うコミュニティがなければ作ってしまうことも楽しみのひとつ。

joinmisskey - Misskeyをはじめよう
joinmisskey - Misskeyをはじめよう

join.misskey.page

 

Misskey公式では、すべての作業をあなた自身で行う必要とありますが、Xserver VPSではすでにテンプレートが用意されています。

 

サーバーを自分で立てて運用していくにはサーバー代金だけで数十万円はしてしまいます。電気代もかかるので、気軽に運営ができない状況…。

 

ですが、VPSという専用のサーバーをレンタルしてしまえば、電気代以下で数十万円以上の機能をもったサーバーを使うことができます。良い時代になりました。

 

この記事では、Misskeyのインスタンスの立て方について初心者でもわかりやすいように一番簡単な方法を使って徹底的に説明にこだわりました。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

この記事の監修者

 

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Xserver VPS(エックスサーバーVPS)でMisskeyのインスタンスを立てる【初心者必見】

 

Xserver VPSにMisskeyのインスタンスを立てて運用できる状態までのステップを5個にわけました。

 

実際は流れ作業になるので思った以上に簡単に進めることができます。Misskeyインスタンスの立ち上げは申し込みだけで完了します。

  • Xserver VPSを申し込む
  • 接続許可ポートを設定
  • Tera Termをインストール
  • 独自ドメインの取得・設定
  • 証明書設定

 

必要なもの

  • パソコン
  • スマホ
  • Tera Term
  • FX口座(後から開設しても問題なし)

 

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月額料金は1ヶ月、12ヶ月、24ヵ月、36ヶ月の4パターンから選べます。長期利用を考えているなら1ヶ月契約よりも12ヶ月以上で契約することで大幅な割引を受けることができます。

 

プランは6種類と幅広く用意されています。1か月契約の料金。キャンペーンは対象外です。

プラン 2GB 4GB 8GB 16GB 32GB 64GB
月額料金 1,150円 2,200円 4,400円 9,750円 22,100円 44,200円

 

12カ月契約以上で月額料金がグンと安くなり、さらに月額料金20%オフ。

プラン 2GB 4GB 8GB 16GB 32GB 64GB
月額料金 900円
→ 720円
1,800円
→ 1,439円
3,600円
→ 2,879円
7,800円
→ 6,239円
19,500円
→ 15,600円
39,000円
→ 31,200円

 

24ヵ月契約の場合(表示価格より月額料金25%オフ

プラン 2GB 4GB 8GB 16GB 32GB 64GB
月額料金 870円
→ 652円
1,750円
→ 1,312円
3,400円
→ 2,549円
7,500円
→ 5,625円
19,000円
→ 14,249円
38,500円
→ 28,875円

 

36ヶ月契約の場合(表示価格より月額料金30%オフ

プラン 2GB:最安値 4GB 8GB 16GB 32GB 64GB
月額料金 830円
→ 580円
1,700円
→ 1,190円
3,201円
→ 2,240円
7,200円
→ 5,040円
18,500円
→ 12,950円
38,000円
→ 26,600円

 

まずは短期間でMT4/MT5の運用を試してみたいなら1ヶ月契約で様子をみていくのもアリ。最低利用期間がありませんので1ヵ月ごとに使い続けるかやめるかの判断ができます。

 

MT4/MT5を運用する数や、EAの稼働が多い場合おすすめプランは4GB、8GBプランです。2GBプランはディスク容量が50GBとかなり少なめ。

 

メモリも少ないので、安定した運用がしたければ4GBプラン以上は必須。

>>公式サイトで各プランの容量をみて見る

 

とはいえ…。プランは後からアップグレードができます。

【Xserver VPS】プラン変更をする方法【注意事項6つ】

続きを見る

 

まずは2GBプランで始めて「モッサリしてそうだな~」「動きが鈍いな」「ディスク容量がたりなくなった…!」と感じてからでも遅くはありません。

プランを変更したからと言ってVPSを再設定する必要はありません。設定のし直しも何もありません。お気楽に2GBプランから始めてみましょう。

>>公式サイトでプランを確認する

 

料金の発生はいつ?

Xserver VPSでは、毎月15日を基準に申し込み月の料金の計算方法が変わります。料金を支払う前に「お支払い詳細」にて確認できます。

 

基本的には申し込み月は日割り計算となり、本契約は次月からと理解しておいて問題はありません。

 

2023年1/5~1/15までに申し込んだ場合

1カ月契約の場合、1/5から1/31までの日割り料金となり、有効期限は「2023年1/31」となります。

 

12カ月契約の場合、1/5から1/31までの期間は日割り料金となり、有効期限は「2023年12/31」となります。

 

24カ月契約、36カ月契約も12ヶ月契約の場合と同様の計算方法です。

 

2023/1/16~1/31までに申し込んだ場合

1カ月契約を1/25に申し込んだ場合、2023/1/25~1/31までの日割り料金2023年2/1~2/28(1カ月分)の月額料金となり、有効期限は「2023/2/28」になります。

 

12カ月契約を2023/1/25に申し込んだ場合、2023/1/25~1/31までの日割り料金2023年2/1~2024/1/31(12カ月分)の月額料金となり、有効期限は「2024/1/31」になります。

 

24カ月契約、36カ月契約も12ヶ月契約の場合と同様の計算方法です。

 

自分がいつから日割り計算になるか(上図の画面)は支払い方法の選択前で簡単に確認ができますので、安心して申し込み画面を進めることができますよ。

>>公式サイトで支払いタイミングを試してみる

 

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他社のVPSと比べてXserver VPSの性能はどう?

Xserver VPSはレンタルサーバーの老舗であり運用ノウハウは桁違い。選んで失敗なし。Xserver VPSは最上級クラスの設備を使っていることでも有名。

 

ベンチマークを実際に行い性能に嘘はないことも確認しています。

 

性能が気になる場合は実際にVPS3社の料金プランや最速級と呼ばれているVPSとの処理性能を比較した記事がありますので、そちらをご覧になってXserver VPSを使うか判断してみてはいかがでしょうか。

Xserver VPSと他社VPSのCPU性能を比較【Windows版/Linux版徹底比較】

続きを見る

 

プランはどれを選べば良い?

MT4/MT5を1つ動かすだけであれば2GBプランで十分です。他社VPSでは2GBプランは少し不安ですが、Xserver VPSは処理性能が他社の2~3倍であることは当ブログで実証済みです。

 

また、MT4が必要なメモリ(プラン)は別の記事でも説明していますが、2GBで問題ありません。

FXをVPSで動かすために目安はどれぐらい必要?【MT4必須メモリ】

続きを見る

>>公式サイトでもプランを確認してみる

 

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Xserver VPSにMisskeyをインストールする【本編】

 

実際にXserver VPSの申し込み方法からMisskeyが動くまでを画像を用いて詳しくご紹介していきます。

 

ちなみにXserver VPSを選ぶべき理由は「サーバートラブルがあった場合自分で作り直せるから」です。

 

他社VPSだとOSの再構築やroot権限が許可されていない場合があります。これが安い理由でもあったりしますが…。

 

例えばちょっとした手違いでリモートデスクトップ接続が出来なくなった場合を考えてみましょう。

 

こうなってしまった場合、OSの再構築やroot権限が許可されていないとサポートへわざわざ連絡して対応してもらう必要がでてきます。

 

運悪く金曜日の夜や土日祝日、平日夜などサポートが時間外の場合何もできなくなります。サポートもすぐに動いてくれるわけではないので、かなりの時間ロス。

 

Xserver VPSはこうしたトラブルにも自分で対応が出来るようOSの再構築やroot権限が許可されています。初心者・IT上級者関係なくこの機能があるVPSを選ぶべきです。

 

Xserver VPSを申し込む

 

Xserver VPSの公式サイトへ入りましょう。以下のリンクから移動できます。

 

https://vps.xserver.ne.jp/

 

新規お申込みを選ぶ

初めてXserver VPSのサービスを利用する場合は「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックします。

もし、すでにアカウントをお持ちの場合は「ログイン」をクリックしログインするとVPSの申し込み画面へ移動することができます。

 

会員登録を実施

お客様情報の入力をします。入力完了後画面一番下にある「次へ進む」をクリックします。

 

登録したメールアドレスへ「メールアドレス確認」が送られてきますので、認証コード(確認コード)をメモします。スマホのメールアドレスの場合はスマホでメールを確認しましょう。

 

確認コードを入力し「次へ進む」をクリックします。

 

入力内容を確認し「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。

 

VPSの申し込み

プラン・契約期間・利用したいサーバー・イメージを選びます。選択完了後「お申込内容を確認する」をクリックします。

 

補足

イメージタイプやアプリはVPS申し込み完了後でも変更ができます。例えばUbuntuからCentOSに変更・UbuntuからMinecraft Java版に変更などなど。

 

イメージタイプはMisskeyを選びます。ちなみに「サーバー名」が必須になっていますが、いじる必要はありません。

アプリケーションはいくつも用意されているので下記をクリックしてすべてのアプリケーションを表示させます。

アプリケーションはいくつも用意されているので下記をクリックしてすべてのアプリケーションを表示させます。

 

申し込み内容を確認し「お支払いへ進む」をクリックします。

 

支払い方法を選択する

支払方法尾はクレジットカード払いと後払いが選べます。ご都合が良い方を選びましょう。

 

カード情報を選んだ場合、カード番号情報を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。

 

「支払いをする」をクリックします。

 

申し込み完了!

下記の画面が確認できましたらXserver VPSの申し込みは完了です。3分~5分ほどで完了できました。

 

申込が完了するとサーバー設定が開始されます。体感で10分ほどで設定が完了します。

 

設定完了後の画面

利用期限が表示されればVPSの利用準備は整ったことを示しています。

 

接続許可ポートを設定

MT4をリモートデスクトップ接続を使って動かすこと、VPSにSSH接続を行うため、接続許可ポートを設定します。

 

リモートデスクトップ接続をおこなうので、全ポートを解放する必要があります。

 

VPS管理のVPSパネルで「接続許可ポート」の項目にある「変更」をクリックします。

 

「全て許可」の「ONにする」にチェックを入れます。設定後「接続許可ポートを設定する」ボタンをクリックします。

 

全て許可になりました。

 

Tera Termをインストール

Xserver VPSのコンソールをクリックすればUbuntuのコンソール画面が表示されるので不要と思うかもしれません。

 

しかし、これからMT4を動かすための設定にコマンド(呪文のような言葉)をひたすら入力する作業や日本語フォントをコピーするためにとても便利なツールになります。

 

手入力をして行けば良いかも知れませんが、タイプミスや作業効率を考えTera Termのインストールをオススメします。

 

Tera TermはLinuxのコマンド入力にとても適しているエンジニアご用達のアプリでもあります。ぜひ挑戦してみてください。僕自身仕事で愛用してます(笑)

ちなみにVPSにインストールするのではなく、お使いのWindowsパソコンにインストールします。

 

Tera Termの公式サイトからアプリをインストールします。

 

tera-term-4.106.exeをクリックします。

 

自動でダウンロードが始まらない場合はファイル名をクリックします。

 

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックするとインストールが開始されます。基本すべてそのままでOKです。

 

インストールが完了しました。「今すぐTera Termを実行する」をクリックします。

 

接続画面が表示されますので、「ホスト」にVPSパネルに表示されているIPアドレスを入力し、サービスに「SSH」を選びます。最後に「OK」をクリックします。

 

警告が出ますが「続行」をクリックします。

 

ユーザ名に「root」、パスフレーズに「rootパスワード」を入力し、「OK」をクリックします。

 

VPS(Misskey)にログインすることができました!赤枠部分はテキストエディタなどへメモを取っておきます。

 

以上で作業準備が整いました。

 

MisskeyへWebブラウザでアクセスする

http://VPSのIPアドレス:3000でアクセスし、管理者アカウント(ユーザー名・パスワードを入力)を作成します。

 

管理者アカウントの作成が完了しました。

 

ログアウトすることでMisskeyのトップ画面が表示されます。

 

独自ドメインを取得する

外部公開するのでせっかくならIPアドレスではなく、独自ドメインを設定したいですよね。さっそくやり方を説明します。

 

VPS管理ページのドメインの項目で「ドメイン取得」をクリックします。

 

www.の空欄にマストドンで利用したいドメインを入力し「ドメインを検索する」をクリックします。ドメインは左部分と右部分に分かれており、左部分(engiworkslab)は自由に決めることができ、右部分は決められたものから選びます。

左部分(engiworkslab)は早い者勝ちですでに使われている場合もあるのでご注意ください。そのときは違うものを入力します。

 

欲しいドメインを選び、登録年数を選び「お支払い」へ進みます。右側のドメインによっては1年目が1円で使えるものもあるので、強いこだわりがない場合は.comや.netなどから選ぶと良いでしょう。

 

内容を確認し支払い方法を選び「決済画面へ進む」をクリックします。

 

クレジットカード情報を確認し「確認画面へ進む」をクリックします。

 

「支払をする」をクリックします。

 

支払いが完了しました。「トップへ戻る」をクリックします。

 

ドメインが登録されました。

 

取得した独自ドメインをVPSのIPアドレスと紐づける

VPSを申し込むとあなた専用にひとつのIPアドレスが割り当てられています。このIPアドレスと独自ドメインを紐づけることでマストドンへのアクセスが可能になります。

 

VPS管理画面から「DNS設定」をクリックします。

 

「ドメインの追加」をクリックします。

 

取得した独自ドメインを入力します。ここでは新たに取得した「engiworkslab.com」を設定しています。

 

入力内容を確認し「設定を追加する」をクリックします。

 

設定が完了しました。そのまま右にある「選択する」をクリックします。

 

「DNSレコード設定の追加」をクリックします。

 

種別は「A」を選び「内容」VPSのIPアドレスを入力します。

AはAレコードと呼び、ドメイン名とIPアドレスを紐づけるときに指定するものです。

 

VPSのIPアドレスってどれ?

VPS管理パネルの上に記載されています。

 

ホスト名・種別・内容を確認し「設定を追加する」をクリックします。

 

以下のようになっていればDNSレコードの設定は完了です。

 

ここからあなたが作った独自ドメインとIPアドレスが国内・世界中にあるDNSサーバーへ伝わります。

 

初期の段階でおよそ1時間は待つ必要があり完全に伝わるには48時間から72時間はかかると言われています。体感では1時間程度で使えるようにはなりますがこればかりは断言ができません。

 

Windowsであればコマンドプロンプトのpingコマンドを使えば名前解決(ドメインがIPアドレスに変換されること)が出来ていることが確認できます。

 

以降は独自ドメインでMisskeyへブラウザアクセスができるのを確認してから行ってください。

 

TLS証明書を取得・設定する

Tera Termで下記のコマンドを入力します。赤文字部分はあなたが取得した独自ドメイン名を入力し、下記の画像のように設定します。

certbot certonly --manual -d engiworkslab.com --preferred-challenges dns

Press Enter to Continueが表示されたらまだエンターキーは押さないでください!証明書作成に失敗します。

 

VPS管理パネルへ移動し「DNS設定」をクリックし「DNSレコード設定の追加」をクリックします。

 

以下のように設定し「確認画面へ進む」をクリックします。

  • ホスト名:_acme-challengeと入力
  • 種別:TXT
  • 内容:with the following valueの文字列を張り付け

 

設定内容を確認し「編集する」をクリックします。

 

エンターキーを押します。

 

Successfullyと表示されれば証明書設定は完了です。画面はまだこのままにしておいてください。

 

WinSCPをインストール

ここからはVPS上にあるファイルを直接設定する必要があるため、WinSCPを以下のURLからダウンロードしてインストールします。

 

https://winscp.net/eng/download.php

 

WinSCP公式サイトに移動しますので、画面下にあるダウンロードボタンをクリックします。

 

ダウンロードしたWinSCPのセットアップファイルをダブルクリックしてWinSCPをインストールします。画面に従っていくだけで簡単にインストールできます。

 

「許諾」をクリックします。以降は図のように真似をすればOKです。

 

標準的なインストールを選択

 

コマンダーを選択

 

インストールボタンをクリック

 

完了をクリックしてインストール完了

 

Misskeyの最終設定

WinSCPが起動しますので、下記を入力し「ログイン」しましょう。

  • 転送プロトコル:SFTP
  • ホスト名:VPSのIPアドレス
  • ユーザ名:root
  • パスワード:VPS作成時に入力したrootパスワード

 

「不明なサーバーに~~」という警告メッセージが出ますが「はい」をクリックして続行します。以降は出ません。

 

WinSCP(左のウィンドウがパソコン)とVPS(右のウィンドウがXserver VPS)が接続されました。

 

/etc/cron.d/のディレクトリへ移動します。

 

ファイルを新規作成します。

 

ファイル名の入力が求められますので、「letsencrypt-renew」と入力しOKをクリックします。

 

ファイルが開きますので、下記のコマンドをコピペします。

0 0 1 * * root certbot renew --pre-hook "service nginx stop" --post-hook "service nginx start"

 

コピペが終わったらファイルを保存します。

 

グレーアウト表示で保存完了です。

 

Tera Termへ戻り下記のコマンドを入力します。

systemctl restart cron

 

/etc/nginx/conf.d/へ移動します。

 

misskey.confをダブルクリックで開きます。

 

赤枠の部分の仮のドメイン名(example.tld)を独自ドメインへ書き換えます。4か所あり。

 

独自ドメインへ書き換え完了後、左上のディスクマークをクリックし設定を保存します。

 

保存完了。

 

Tera Termで下記コマンドを実行します。

systemctl restart nginx

 

独自ドメインへhttps://で接続をします。

記事例ではhttps://engiworkslab.comです。問題なくアクセスできました!

 

Misskeyの設定は以上です。ユルい感じがとても良いですね!

 

プロフィール登録などアイコン画像が表示(設定)されない場合

この事象はほぼ全員が当たる壁だと思われますので、対処方法を記載しておきます。

 

画像が表示されない理由としては以下のとおり。

  • 初期設定では「https://example.tld」がユーザーのアクセス先となっている
  • リバースプロキシするとき、URLが存在しないURLなのでユーザー情報へのアクセスが正しくできていない

 

技術概要

結論としては、/home/misskey/misskey/.configにあるdefault.ymlというファイルにユーザーにアクセスをさせたいURLに書き換えてVPSを再起動します。

/home/misskey/misskey/.configにあるdefault.ymlというファイルにアクセスしてユーザーにアクセスをさせるURLに書き換えて再起動をします。

Misskey requires a reverse proxy to support HTTPS connections.

Misskeyはリバースプロキシを必須としているので、ユーザーにはまず「https://engiworkslab.com(本記事の場合)」へアクセスさせる必要があります。

 

設定方法を解説します。

 

なお、WinSCPは、初期設定では.configというディレクトリ名の頭に「.(ドット)」がついている場合表示されないので、表示させる設定に変更します。

 

WinSCPで隠しディレクトリを表示させる

WinSCPで「オプション」「環境設定」をクリックします。

WinSCPで「オプション」「環境設定」をクリックします。

 

「パネル」をクリックし、「隠しファイルを表示する」にチェックをいれます。最後に「OK」をクリックして準備完了です。

「パネル」をクリックし、「隠しファイルを表示する」にチェックをいれます。最後に「OK」をクリックして準備完了です。

 

default.ymlの編集

/home/misskey/misskey/.configに移動します。

/home/misskey/misskey/.configに移動します。

 

default.ymlをダブルクリックで開きます。

default.ymlをダブルクリックで開きます。

 

赤線の個所を書き換えます。説明書きでは「Final accessible URL seen by a user.(ユーザーにアクセスさせたいURL)」となっているので、あなたが作成した独自ドメイン名を記入すればOKです。

赤線の個所を書き換えます。説明書きでは「Final accessible URL seen by a user.(ユーザーにアクセスさせたいURL)」となっているので、あなたが作成した独自ドメイン名を記入すればOKです。

作成した独自ドメイン名を記入すればOK

 

書き換えが完了しました。ファイルを保存しましょう。

書き換えが完了しました。ファイルを保存しましょう。

 

VPSの再起動・動作確認

VPSを再起動します。

サーバーを再起動します。

 

サーバー再起動完了後、URLにアクセスできない場合下記のコマンドを実行しておきましょう。

systemctl restart cron

systemctl restart nginx

 

プロフィール画像が表示されれば設定は成功です!

プロフィール画像が表示されれば設定は成功です!

 

Misskeyのインスタンスの立て方:まとめ

 

Misskeyのサーバーを立てましたが、かなり簡単でした。

 

独自ドメインの利用と証明書の設定が少し面倒ですが、これは独自ドメインと証明書が紐づくためテンプレでは対応ができません。

 

本記事を参考にすることで初心者でも独自ドメインの設定や証明書設定含め、Misskeyのインスタンスを立てることができますので、ぜひ楽しんでみてください。

 

 

  • この記事を書いた人

はや@VPSエンジニア

現役のサーバーエンジニア。本業はサーバー系、ネットワーク系の保守・運用・設計・セールスと多岐に渡る。ガジェットやPCなどの設定をブログをとおして世に広げていくことが大好き。好きな動物は猫。

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