特定のサイトをアクセス制限する方法とは。個人的な考察

海賊版サイトが話題になっていますね。

どことは書きませんが、マンガサイトであったり、動画サイトであったり・・・。

政府は各プロバイダーへアクセス制限を要求していますがこれを技術的にどこまで可能なのかを簡単に書いてみようと思います。

通信制限

通信制限にはいくつか方法があります。今回紹介する方法以外にもあるかと思いますが、わかりやすいものをいくつか紹介します。

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特定URLのアクセス制限

今回は特定のサイトへのアクセスを禁止せよとのことですが、これは正直意味のない対策だと思います。

例えば、https://www.海賊版.com/というアドレスをアクセス禁止にしたとします。

実際この処置をすることで、海賊版.comへのアクセスは出来なくなりますが、コピーサイトはアドレス名を変えて運用を続けることが可能です。

したがって、海賊版際と撲滅といった意味では、まったく意味のないものになります。

プロバイダー側もピンポイントのアクセス制限は嫌うでしょう。

コストも掛かりますし、なによりいたちごっこになるだけです。

カテゴリーフィルタリング

世のセキュリティは日々進化しています。

先ほどのピンポイントな対策はいたちごっこになるだけですが、カテゴリーフィルタリングはまだ希望があります。

世界にはゲームに特化したサイト、SNSのサイト、ニュースサイトなど、専門的なサイトがたくさんあります。

セキュリティベンダーは日々生まれるサイトを監視・分析する機関があります。

その中には、各サイトをカテゴリーに分け、通信を制御する仕組みがあります。

例えば、ある企業で「業務に不要なゲームサイトへのアクセスを制限したい」といった要望があったとします。

このとき、企業のシステム管理者はひとつひとつゲームサイトを調べて通信制御をすることは非常に困難です。

そこで、「カテゴリー分けしたサイトへのアクセスを禁止する」ことで、ゲームサイトへアクセスを試みたユーザーの通信を拒否することが可能になります。

ただ、技術的な問題もあって、ゲームカテゴリーを拒否したのに、ゲームサイトへ通信が出来てしまった!

こういう事例も出てきます。

これは、「ゲームのカテゴリーに分類されたサイト」ではなく、実は「SNSに分類されたサイト」である場合もあるためです。

カテゴリー分けは画期的ですが、解釈する側がゲームサイトなのか、SNSサイトなのかの判断で違ってきてしまいます。

とはいっても、ピンポイントなアクセス制限よりはまだマシな制限方法といえるでしょう。

国を特定して通信を遮断

これはさすがに政府が指示してきたら、某国のようになってきてしまうので、指示することはないでしょう。

IPアドレスは地域で決まっています。それを特定することで、通信を遮断することができますが、現実的ではありません・・・。

広告掲載を制限する

海賊版サイトは広告収入が目的と思われます。

無料で提供する代わりに、広告をどんどん表示させる。

広告を表示することで運営者側への利益がどんどん増えるのです。

海賊版サイト運営者はウハウハな状況なのです。

なので、広告を出稿している企業が海賊版サイトか否かを見極め、掲載制限をしないと海賊版サイトがなくなることもないでしょう・・・。

閲覧する人間次第

ピンポイントのアクセス制限、カテゴリー分けでのアクセス制限、地域を制限。

これらをいくら制限したところで、海賊版サイトはなくなることはないでしょう。

知識をもっている人間からすれば、アクセスする術を身に付けています。

結局は人間が脆弱性になっているということか・・・。

おわりに

通信制限を掛けることでそのサイトは見れなくなるでしょうが、次から次から出てくることは間違いないでしょう。

カテゴリー分けなどで制限をかけた場合、有益なサイトが誤って制限されてしまうこともないとはいえません。

ひとりひとりが、海賊版サイトへの意識をもつことが重要なのです。

悪質なサイトにもなると、ウィルスを仕込むサイトも存在します。

参考になれば幸いです。

千葉県在住のはやと申します。
職業がら執筆業務を主としており、文章の作成には興味がありました。私は色々なかたから、技術的なことを教わり今に至ります。そういった感謝の意味もこめて本ブログでは「痒いところに手が届く」をモットーに、何か皆さまの手助けになればと思い、日々精進しております。

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