Winserver VPSはWindowsに超・特化したVPSサービスです。
Winserver VPSにはVPSサービスがいくつかあり、MT4を運用していくにはどのVPSサービスが良いかわからないってことも…。
この記事ではFX専用のMT4を動かすにはどのサービスがいいのか、Winserver VPSにどうやってMT4を設定すればいいのかを説明します。
この記事を書いている人
- はや@ENGI WORKS運営者
- Web/VPS/ネットワークエンジニア
- 座右の銘は百戦百勝
Winserver VPSでFX専用のMT4を動かすなら仮想デスクトップ
仮想デスクトップとは、Winserverが運営するサーバー上にあなた専用のデスクトップを作成することができるVPSサービスです。
VPSをデスクトップ利用に合わせた形でカスタマイズすることも可能。
仮想デスクトップは、リモートデスクトップ接続のアプリにて、デバイス(PC/スマートフォン/タブレット)やOS(Windows/Mac、iOS/Android)を問わず、簡単にデスクトップへ接続することができます。
インターネット環境さえあれば、いつでもどこからでもWindows環境を利用できるため、テレワークや外出先からExcelやPowerPointなどのMicrosoft Officeアプリケーションなど普段と変わらないアプリ使えます。
最大の利点は24時間稼働させても電気代がかからないこと‥!FX運用にとくにおすすめです。
MT4を動かすならどのプランが良いの?
Winserver VPSの良いところはプランが豊富に用意されている点ですが、パソコン初心者やそもそもITに詳しくない人にとっては何を選べば良いのか分かりません…。
まず「SSD」「HDD」の二種類がありますがこれはデータを保存するディスクを表す用語です。FXは約定する上で速度が命。選ぶなら速度がHDDよりも速いSSD一択となります。
次にプラン選び。
WS21-1G、WS21-2GBといった具合に1GBから16GBまで振られています。これはVPSを動かすために必要なメモリを指しています。多いほど優秀です。が、多すぎても持て余してしまうだけ。
MT4は素の状態では136MB(0.13GB)ととても小さいので「それなら1GBでも良いかな、料金も安いし」と選びがちですがこれダメです。
MT4はEAを動かしたり、インジケーターを動かしたりしますよね。僕はEAを2つインジケータを5つほど動かしています。動かすほどメモリは消費され1GBを超えることもあります。
よってプランを選ぶならWS21-2GB以上は当たり前と覚えておいてください。経験上、1GBプランは固まりやすいです。ご注意を。
EAやインジケータの使い方にもよりますが2GBプランならMT4を2つまで動かせます。繰り返しですがプランはWS21-2GB以上。
Winserver VPSを申し込んでFX専用MT4の設定をする
ここからはWinserver VPSの申し込みからMT4の設定まで一気に説明します。まねるだけでMT4運用まで行けちゃいます。それではスタート!
申し込み方法・プラン選び・支払い方法
ウィンサーバー公式サイトにアクセスし「仮想デスクトップ」を選び、使いたいプランを選びます。今回はレビューも兼ねていますのでWS21-1Gプランを選びました。
会員登録はまだしていない場合は「会員登録(無料)」をクリックします。
会員登録を行います。必要事項を入力するだけなので迷うことなく入力できました。
本人確認を行います。スマホを持っていればSMS認証が簡単でした。
ウィンサーバーからスマホに送られてきた数字6桁を入力すればOKです。
会員登録はこれで完了です。簡単に登録することができました!引き続き「プラン選択」「支払い方法選択」を行います。
プランの申し込みと支払い方法がひとつの画面で設定できるのでとても確認がしやすいです。ウィンサーバーは14日間無料で使うことができるプランもあるので、「トライアル申し込み」ボタンがある場合はぜひ活用したいですね。
仮想デスクトップを使う場合はリモートデスクトップサービスライセンスというものが必要になりますが、1ユーザー分がすでに含まれています。コスパ良いですね!
最後に申し込み内容を確認しましょう。シンプルな画面なので間違いにも気づきやすいです。
申し込みが完了しました!ここまで5分ほど。迷うこともなくスイスイと進めることができました。
メールの確認
ウィンサーバーの申し込みが完了するとウィンサーバーから4通のメールが送られてきます。
4通のメールは大切に保管しておきましょう。特に「(トライアル)利用開始のお知らせ」と必要情報のご案内に添付されているPDFファイルやパスワードはリモートデスクトップ接続するための重要な書類なので、紛失しないようにしてください。
セキュリティの観点からあまりおすすめはできませんが、スマホなどで写真を撮って保管しておくのもアリです。
リモートデスクトップの接続方法
PDFファイルに記載されている情報を使って、Windowsのリモートデスクトップ機能を使ってリモートデスクトップ接続をします。
Windowsパソコン
検索ウィンドウから「rdp」と検索すると一発で「リモートデスクトップ接続アプリ」が見つかりますので起動します。
ウィンサーバーから送られてきたPDFファイルの設定情報をもとにリモートデスクトップ接続を行います。コンピューターと書かれている項目にIPアドレスを入力します。
管理者IDとパスワードを入力し「OK」をクリックします。
証明書に関するエラーが出ますが、「はい」をクリックして続行します。これは確実に出るメッセージなので無視で構いません。
リモートデスクトップ接続が完了しました!リモートデスクトップ接続はあなたのパソコン上で動いているわけではなく、ウィンサーバーのサーバー上で動いているものをウィンドウを通じてみている状態と思えばOKです。パソコンの上でパソコンを操作するってなんだか新鮮ですね。
これでパソコンさえ持っていればどこからでも仮想デスクトップへリモートデスクトップ接続ができます。
Macもスマホも使うアプリ(機能は同じ)は変わりますが、やり方は同じです。
Macからの接続
フリーアプリの「リモートデスクトップ」をインストールし接続先のサーバーへリモートデスクトップ接続をします。図はユーザー名とパスワードを入力中。
仮想デスクトップへ接続できました。
Mac上でWindowsが動いています。
スマホからの接続(Android)
Google Play(iPhone/iPadはAppストア)からフリーアプリの「リモートデスクトップ」アプリをインストールします。図はユーザー名とパスワードを入力中。
ログイン完了。Windowsが動いています。
横画面にすることもできます。
スマホで画面操作するときは指でタッチするのではなく、画面上にあるマウスカーソルを動かしてアプリを起動したりします。
スマホは画面が小さいくて常用するには向いていませんが、自動売買停止など急を要するときなどすぐに画面が見れる点がとても優れています。
【疑問】リモートデスクトップの画面を閉じたらVPSはどうなるの?
VPSはあなたのパソコンで動いているわけではありません。Xserver VPS上にあるWindowsへリモートデスクトップと言う機能を使って画面をのぞいている状態です。
そのため、リモートデスクトップを閉じたい場合は「×」ボタンをクリックして画面を閉じてください。覗いている画面を閉じるだけですので、VPSはそのまま動いています。
Macの場合は左上の赤いボタンで切断できます。
Windowsパソコンの場合、切断するときにメッセージも出力されます。「OK」をクリックして切断しましょう。
MT4をインストールする
さっそくリモートデスクトップ接続したWindowsへMT4をインストールしましょう。ここではXMTRADINGのMT4を例にしていますが、VPS上でもやることは普段のパソコンとまったく同じ。
すでにお使いのFXブローカーがあればサイトへ行ってMT4をインストールすればOKです。
参考
MT4のデータ移行を移行したい場合はこちらの記事を併せてどうぞ。
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MT4のデータをVPSへ移動する方法【引っ越しが簡単】
続きを見る
リモートデスクトップ上(VPS上)のGoogle Chromeを開きます。
Google Chromeがない場合はEdgeを起動してインストールしてください。Edgeをそのまま使っていただいてもOK。
すでに利用しているFXブローカーがあればそちらからMT4/MT5をダウンロードします。
ここからは一例としてXMTradingを使ったインストール方法をご紹介しておきます。
https://www.xmtrading.com/jp/platforms
PC対応MT4をクリックします。
画面を下へスクロールすると「ダウンロード」のボタンが見えるのでクリックします。
ダウンロードしたインストーラーをクリックします。
インストーラーが起動しますので「次へ」をクリックします。
MT4/MT5のインストールが開始されます。
インストールが完了するとMT4/MT5が起動しますので、取引サーバーを選択します。
アカウント情報を入力し「完了」をクリックします。
以上でMT4のインストールと利用開始までの説明は終わりです。
Winserver VPSでFX専用MT4を設定する:まとめ
Winserver VPSを使ってMT4の設定する手順をまとめました。
今回大きく触れませんでしたが、Winserver VPSはリモートデスクトップ接続をするためのライセンス料金が月額料金に含まれています。
ほとんどのVPSサービス会社はライセンス料金は別途設定している中、Winserver VPSは月額料金に含まれているので割安感は相当。
ちなみに3/31までに申し込めば初期費用も無料なので、Winserver VPSでMT4運用を考えているならお早めにどうぞ。
しかも2週間無料で使えます。MT4が本当に動くのか試してみるのもあり。
僕はVPSでMT4を2つ運用しています。動作が重いこともなく普段使いのパソコンと同じ感覚で操作できる点ははっきり言って便利。在宅勤務なら仕事しながらMT4をチェック…なんてこともできますよ(笑)
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Winserver VPS(ウィンサーバー)の評判【仮想デスクトップの使い方もレビュー】
続きを見る
FX運用で稼ぎたいなら3つのブローカーから選ぼう!
FX運用で勝つためにはFXブローカー選びも大切。
ここでは特に人気のFXブローカーを以下の視点で3つご紹介!
- 口座を開くだけボーナスがもらえるFXブローカー
- 人気のEA(自動売買)が無料で使い放題のFXブローカー
- スプレッド(FX版手数料)の小さいFXブローカー
私も使っているFXブローカーなので、まだ口座開設をしていないなら、検討材料にどうぞ。
XMTRADING(XM)
XMTRADING(XM)は、口座を開くだけでボーナスがもらえる海外FXブローカーです。ボーナスはリアル口座に入金されるのでそのままリアル口座でトレードができます。

有効証拠金なのでリアル口座でトレード可能!
当然ながら、このボーナスは出金することはできません。ただしボーナスを利用して得た利益は出金することができます。最高ですね。
さらにXMTRADINGはゼロカットシステムが採用されているFXブローカーです。
ゼロカットシステムとはあなたの証拠金がマイナスになってしまった場合、FXブローカーが相殺してくれるシステム。
海外FXブローカーはトレーダーを守るシステムが当たり前。残念ながら日本は法律含め企業を守る仕組み。だから、トレーダーが借金を負うんですよね…。
資金を溶かして借金を背負う心配がない点はうれしいですね。当然入金して溶かした資金は戻りませんのでそこはご注意を。
また、XMTRADINGはスプレッド(取引手数料)が0.0から。MT4/MT5にも対応していますので、ぜひご検討ください。
GEMFOREX
GEMFOREXはEA(自動売買)が無料で使えるFXブローカーです。
しかもボーナス(今なら30,000円)までもらえダブルで嬉しい特典がたくさん。
当然ながら、このボーナスは出金することはできません。ただしボーナスを利用して得た利益は出金することができます。最高ですね。
ただし、EAを無料で使うには最低でも50,000円の入金が必要です。とは言えこの50,000円は証拠金として使うお金なのでEAを買うわけではありません。
EAの人気ランキングもあり、みんながどんなEAを使っているのか=稼げそうなEAが見つけやすいのもGEMFOREXならでは。
さらにGEMFOREXはゼロカットシステムが採用されているFXブローカーです。
ゼロカットシステムとはあなたの証拠金がマイナスになってしまった場合、FXブローカーが相殺してくれるシステム。
ボーナス30,000円とEAが無料で使い放題、GEMFOREXもゼロカットシステムが採用されているので初心者でもとっつきやすいFXブローカーです。もちろんMT4/MT5に対応してますよ。
FXTF
FXTFはスプレッド(取引手数料)が原則固定(0.1銭)です。
口座開設と初の取引で3,000円のボーナスがもらえます。その後は取引状況に併せて最大で300,000円のボーナスが受け取れます。
FXTFは国内FXブローカーですので、ゼロカットシステムはありません。入金した残高がマイナスになってしまうと追証の入金が必要になりますのでご注意ください。
最狭水準のスプレッドに魅力を感じましたらFXTFも口座開設の検討材料に入れておいて損はありません。ちなみにMT4にも対応。
FXブローカー3選:まとめ
3つのFXブローカーをそれぞれまとめます。
FXで勝つためには口座選びも大切です。口座開設だけでボーナスがもらえてボーナスを利用して得た利益は出金できる点はかなりの魅力。
FXで稼ぎたいならまずは口座登録だけでもしてみるべきです。ボーナスはすぐ入金されます。デモ口座もあるのでまずはどんなものかを体感してみると良いですね。
併せてVPSを活用することで、今日からあなたもトレーダーの仲間入り。