
WordPressのバージョンをダウングレードする方法は「WP Downgrade Specific Core Version」プラグインを使うことで簡単に下げることが可能です。
ただし、運営しているWordPressブログが操作不能になってしまった場合は、直接ファイルをいじるなど別の対策が必要になります。
「WP Downgrade Specific Core Version」プラグインは指定のバージョンにすることができますので、かなり重宝します。
今回はWordPress6.0からWordPress5.9.3へ戻す方法をご案内していきます。
WordPress6.0
WordPress5.9.3
この手順をぜひ覚えておいて今後のWordPressバージョンアップに備えていきたいところですね。ではご案内します。
この記事の監修者
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WordPressのバージョンをダウングレードする方法
この手順はマウス操作だけで完了できますが、バージョンアップ同様WordPressのコアをいじる作業になります。事前にWordPressブログ全体のバックアップを取っておくことを強くおススメします。
WordPressのバックアップ方法は確実に行うことが重要です。WordPressブログのバックアップ方法に「BackWPup」というプラグインを使ったやり方がありますので、併せてご紹介しておきます。
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WordPressブログのバックアッププラグインは「BackWPup」が最強
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プラグイン「WP Downgrade Specific Core Version」をインストール
WordPressブログの管理画面に入り、「プラグイン」「新規」とマウスを進めます。
プラグイン追加の画面で「WP Downgrade Specific Core Version」と検索し「今すぐインストール」をクリックします。
「有効化」をクリックします。
インストールが成功しました!
インストールは以上で終わりです。
WordPressのバージョンを指定する
「設定」「WP Downgrade」とマウスを進めます。
戻したいWordPressのバージョンを指定します。今回はWordPress6.0からひとつ前のWordPress5.9.3ですので、5.9.3を指定しています。指定後、「変更を保存」をクリックします。
【参考】下記は2022年5月27日に確認したバージョンの一部を抜粋しています。
WordPressバージョンをダウングレードする
設定完了後、「本体(コア)のアップ/ダウングレード」をクリックします。
WordPressの更新画面に移動しますので「バージョン5.9.3-jaを再インストール」をクリックします。
下記の画面が表示されればバージョンダウンは完了です。
WordPress管理画面のダッシュボードでWordPressのバージョンが指定したものになっていることを確認します。
以上で、ダウングレードは完了です。
検索ウィンドウにプラグイン名を入力する以外はすべてマウス操作のみで簡単にWordPressのバージョンを下げることができました。
WordPressのバージョンアップも可能
WP Downgrade Specific Core Versionはプラグイン名にダウングレードとあるので、ダウンしかできないの?と思われがちですが、アップグレードも可能です。
アップグレードのやり方も今回ご案内したダウングレードと方法はまったく変わりません。アップグレードしたいWordPressのバージョンを指定してWordPressをインストールするだけです。
step
1バージョンを6.0に指定
step
2「今すぐ更新してください。」をクリックするか、「本体(コア)のアップ/ダウングレード」のどちらかをクリック
step
3「バージョン6.0-jaに更新」をクリック
WordPress6.0へのアップグレードが完了しました。
WordPressのバージョンをダウングレードする方法:まとめ
WordPressのバージョンをダウングレードする方法とアップグレードする方法についてご案内しました。
レンタルサーバーによっては自動でWordPressがバージョンアップする場合があります。
とくに5.9.3から6.0に代わる場合、(頭の数字が5から6になるなど)はWordPressのコアとも言える部分が大幅に変わることがあります。
この時に困るのが「各種プラグインの動作不良」
WordPressのバージョンが変わるとプラグインはそれに合わせて改修が行われることになりますが、なかなか改修がされなかったりそもそも改修自体が止まっている場合もあります。
そうなると、バージョンアップに伴いプラグインがうまく動作していない場合、新しいバージョンではブログの運営に支障をきたします。
そのため、一旦プラグインが動作していたWordPressのバージョンへ戻してやり、代わりのプラグインを探すかバージョンアップされるまで待つ必要があります。
このプラグインはWordPressのバージョン管理にかなり役に立ちます。
なお、WordPressのバージョンアップでブログが動作しなくなることも「WordPressブログのあるある」となっています。
WordPressのバージョンダウン方法はもちろん、WordPressブログも日ごろからバックアップを取っておくとより健全なブログ運営になることに違いありません。
WordPressのバックアップは確実に行うことが重要です。WordPressブログのバックアップ方法に「BackWPup」というプラグインを使ったやり方がありますので、併せてご紹介しておきます。
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WordPressブログのバックアッププラグインは「BackWPup」が最強
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最後までお読みいただきありがとうございました。